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歩行動作についてもう少し詳しくみていきましょう

皆様こんにちは、TheMissionコンディショニングプラザです!

まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。。

先日のブログでは歩行動作と高齢者の歩行の特徴について、運動学的少し詳しくお話をいたしました。

本日も、もう少しだけ歩行動作についてのお話していきたいと思います。

目次

いつまでも元気に歩き続ける為には。

歩くとは。

直立での二足歩行は人間の特有な行動様式です。

歩行は単純なようで複雑な動きです。

下半身だけでなく、
上半身や体幹部の関節と筋肉が連動して
全身を動かしています。

また、長時間の歩行でも支障がないように
エネルギー効率の良い歩行ができる仕組みを持っています。

エネルギー効率の良い歩行:重心の移動

理想的なエネルギー効率の良い歩行とは、重心の位置が大きくずれることなく、
上下左右への振幅が最小限になることです。

歩行の際の重心の移動は、上下と側方が行われます。

上下移動の揺幅は、およそ5cm程度です。

前回説明いたしました歩行周期を使うと、
立脚中期に最も重心が高くなります。

初期接地、すなわち踵が接地する時に自然落下がおこり、
最も重心が低くなります。

側方移動の揺幅は、およそ4cm程度(左右各2cm)です。

歩行周期を使って説明しますと、
立脚中期に最も左右への移動が行われます。

そして初期接地、すなわち踵が接地する時に自然落下がおこり、
最も重心が低くなります。

歩く速度があがると、側方・上下の重心移動は大きくなります。

エネルギー効率の良い歩行:骨盤の役割

エネルギー効率の良い歩行には、
重心の側方・上下の振幅が少なくなるように移動させます。

その時、一定のスペースで8の字に移動しています。

重心の左右上下のふり幅を抑え、
8の字の移動になるために、
骨盤と膝関節が重要な役割をしています。


骨盤の動きは3種類あります。
傾斜、回旋と側方移動です。

さらに傾斜には2種類あります。
側方傾斜と前傾です。

先程説明しました最も高くなった重心を
踵が接地する時に自然落下で最も重心が低くなる動きは、
この骨盤の側方傾斜と前傾により、
骨盤が沈むため重心を下げることがで行われます。

また、骨盤が沈みすぎを防ぐために、
骨盤が回旋運動でカバーしています。

立脚中期に最大の側方移動が行われますが、
この時は、膝関節の生理的外反が同時に行われることにより、
最小限の重心移動に抑えられます。

エネルギー効率の良い歩行:膝関節の役割

膝関節は、生理的外反と二重膝作用によって
歩行中の重心移動を抑える仕組みになっています。

膝関節の生理的外反とは膝を伸ばした時に正面からみて、
大腿骨に対して下腿部(脛骨)が
もともと少し外側に傾いている状態をいいます。

この膝関節の生理的外反と骨盤の側方移動が一緒に行われ
左右の重心移動が抑えられます。


二重膝作用とは、1歩行周期に屈曲運動と伸展運動が
2回行われることをいいます。

この屈曲伸展運動で重心の上下動を抑制しています。



老人姿勢と歩行の関係

老人姿勢の特徴の一つとして膝曲げ歩行が上げられます。

ある研究によると高齢者と若年者の歩行時に、
膝関節周囲筋、大腿直筋とハムストリングスの筋肉の使い方のパターンに違いがあり、
それは、高齢者は膝関節を曲げて歩くことが要因ではないかといっています。

通常の歩行での大腿四頭筋とハムストリングスは、
踵接地で股関節や膝関節の角度を個定させるために
同時に収縮します。

研究結果では、高齢者は若年者と比較すると、
歩行中の膝関節伸展角度が減少しているので、
初期接地時にハムストリングスの筋活動がより増えていました。
大腿四頭筋との同時収縮時に膝関節の固定力を高めて
荷重をとっているためだそうです。

さらに高齢者の大腿直筋の筋活動は,本来働くべき立脚初期に活動が見られず
立脚中期から後期にかけて持続しており、
膝を曲げたままの歩行による影響かと文献では書かれております。

つまり、膝関節の安定性を高めるために腿の前側にある大腿直筋が
過剰に働いていたことが推測されるとのことです。

膝曲げ歩行と運動

膝曲げ歩行をされている方の大殿筋やハムストリングスは
拘縮しており、ストレッチが必要です。

逆に、大腿四頭筋や腸腰筋は強化が必要な筋肉です。

いつまでも元気に自分で歩き続けるために
脚を動かすことはとても大事です。

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