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トレーニング

歩行動作について少し詳しくみていきましょう

皆様こんにちは、TheMissionコンディショニングプラザです!

節分も過ぎて暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いております。

そんな寒い日でも運動をの一環として、老若男女問わず頑張ってウォーキングに励んでいる方も多いと思います。

そこで、本日は歩行動作と高齢者の歩行の特徴について、運動学的に少し詳しくお話をしていきたいと思います。

目次

歩行動作について

歩くとは。

直立での二足歩行は人間の特有な行動様式です。

歩行は単純なようで複雑な動きです。

例えば、下半身を使って歩いている間に上半身の立位姿勢も維持をしなければならず、
全身運動になります。
また、自分の意思でコントロールして動かしている部分と、反射的に動かしている部分があります。

歩くというのは、無意識に行っているようで、意識的に動かしている動作で、
とても興味深いです。

歩行パターンを詳しく説明する仕方の一つに、
「歩行周期」というものがあります。

歩行周期で歩行動作について詳しくお話していきたいと思います。


歩行周期①

歩行パターンを8つの周期に分けて分類する有名な方式、ランチョ・ロス・アミーゴ方式があります。

この方式の歩行周期で、歩行動作を解説していきたいと思います。

ランチョロスアミーゴ方式では、以下の8相に歩行動作が分けられます。

1相:初期接地
2相:荷重応答期
3相:立脚中期
4相:立脚終期
5相:前遊脚期
6相:遊脚初期
7相:遊脚中期
8相:遊脚終期

歩行周期②

では、それぞれの相を詳しくお話していきたいと思います。
右足側から歩き始めたと想定します。

1相:初期接地(イニシャルコンタクト)
右側の踵接地から踵接地直後まで、つまり足が地面に接地する瞬間です。

2相:荷重応答期(ローディングレスポンス)
右側の踵接地から左側の足の爪先離地まで。
両側の足が地面についているので、両脚支持期になります。

3相:立脚中期(ミッドスタンス)
左側の爪先離地から右側の足の上に身体重心が移動するまで。
右脚の単脚支持期、つまり右足全体が地面に接地している間になります。

4相:立脚終期(ターミナルスタンス)
右側の上に身体重心が移動してから左側の踵接地まで。
3相同様に右脚の単客支持期ですが、右足の踵が浮いている状態です。



歩行周期③

ここからの周期は右脚が遊脚期、つまり地面から離れて動く相になります。

5相:前遊脚期(プレスイング)
左側の踵接地から右脚の爪先離地まで。
この相では荷重のほとんどは反対側の左側に移動しています。

6相:遊脚初期(イニシャルスイング)
右側の爪先離地から両側の脚が交差する瞬間まで。
両脚が交差する瞬間とは、両側の足関節が矢状面で交差する瞬間です。

7相:遊脚中期(ミッドスイング)
右側が左側に並んでから右側の下腿が鉛直になるまで。
鉛直になるまでとは、右側のすねが地面に対し直角になる瞬間までのことを指します。

8相:遊脚終期(ターミナルスイング)
右側の下腿が鉛直になってから右側の踵接地まで。
遊脚期の最後の部分です。

高齢者の歩行の特徴①

では、次に高齢者の歩行の特徴についてお話してみたいと思います。

一般的に運動機能が低下するため次の6つの特徴がみられます。

1.歩行速度の低下
2.歩幅の低下
3.歩行率(一定時間に何歩進むか)の低下
4.体幹が前傾する、円背となる姿勢の変化
5.股関節、膝関節、足関節の関節可動域の減少
6.筋力が低下し、足が挙上しずらくなる

高齢者の歩行の特徴②

加齢による歩行速度の変化は、
70歳以降で急激に速度が低下すると言われています。(文献によって多少前後します)

主な要因は、歩幅の減少であるといわれています。

前述したように、運動機能の低下、すなわち股関節、膝関節、足関節の関節可動域の減少や
筋力が低下し、足が挙上しずらくなることが大きく関わってきます。

高齢者の歩行の特徴③

次に歩行周期に合わせて高齢者の歩行の特徴を見ていきたいと思います。

加齢による運動機能の低下はバランス能力を低くし、
両脚で立つ時間を長くさせてしまいます。

一般的に歩行速度があげると両脚支持期時間の割合は減少し、
歩行速度が下げると両脚支持期時間の割合は増加します。

バランス能力低下による両脚支持期時間の増加が、
歩行速度の低下の原因となります。


いつまでも元気に歩くためには。

もし最近、歩くのが遅くなったと感じていらっしゃるならば、
運動機能が低下しているかもしれません。

下半身の筋力向上、関節可動域向上やバランス能力の向上のトレーニングにより、
運動機能の低下は防ぐだけでなく、
これらの能力向上にもなります。

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